スマホを洗濯機で洗って故障させてしまった

アップル社のスマホを使っていた時の話です。産後まもなく、夜泣きと吐き戻し対応で使用したタオルをガサッと洗濯機に入れて洗っていました。洗濯機からガコン!ガコン!と盛大な音がなっているので、洗濯機が壊れてしまったのかな…買ってまだ3年なのに困ったなぁ…と思い蓋を空けると、タオルに紛れてスマホが!!しっかり水洗いされ、脱水されたスマホを見て血の気が引きました。あの音は洗濯機の故障ではなく、スマホが洗われている音だったのです。寝不足であったとはいえ、こんな失敗をするなんて…と情けなくなりながらも、なんとかしなければいけません。水没で故障したスマホの修理は、すぐに電源を入れてはいけないと聞いたことがあったので、とりあえず水気を取ろうと思いました。バッテリーを外して水滴を拭い、スマホの本体を振ってみると、スマホから水が出てきて暗い気持ちになりました。無事に修理できるかな、もう駄目だろうなぁと、中に入っているデータの事を思い泣きたくなりました。次にスマホの充電の穴から温風が入るようにドライヤーをあてました。高熱過ぎても駄目だと思い、スマホから少し離して温風が入るよう調整しました。スマホ内に水が少しでも残っていると、電源を入れた時にショートしてしまうので、慎重にゆっくり、確実に乾かさなければいけません。ドキドキしながら、祈る気持ちで電源を入れてみると画面が真っ暗なままです。あぁ、やっぱり完全に故障してしまっているんだと絶望しかけたとき、スマホがバイブしました。…バイブ機能だけ生きている?電源スイッチを再度長押ししてみると、またバイブします。もう一度押すと、かすかに電子音が聞こえました。卓上のライトもつけ、落ち着いてスマホをよく観察してみました。すると、黒い画面の奥に微かにアップル社のマークが見えるではありませんか!文字通り暗中模索です。すると画面がするする元に戻りました…!見た事がある設定画面です。このスマホの画面が懐かしくて泣きそうになりました。水没して完全に故障していたと思っていたのに、データ等も全て無事でした。慌ててスマホの電源を入れず、信じて乾燥させて良かったです。